葬斂の奏者-亡失に顔を逸らす諸人へ

葬斂の奏者-亡失に顔を逸らす諸人へ

現役葬祭プランナーが、葬儀の常識・マナー・風習・疑問を詳しく解説するニャ

社葬やお別れ会などの【弔辞】依頼する側の理解と、依頼される側の作法

葬儀の中の「弔辞」。故人への感謝の思いや別れのメッセージを、式中に読み上げる儀式です。葬儀の中で一番心を打たれる場面かもしれません。 最近では家族中心の葬儀が多くなっていたり、一般弔問者は通夜だけに参列するような風習が広まっているため、社葬…

接客時の姿勢【手の組み方】がどうとかいう話

葬儀に限った話ではありませんが、お客様をお迎えする姿勢についての話です。 最近ではコンビニのアルバイトでも接客時のお辞儀や手を組む位置など、細かくマニュアルを作っている所が多いです。葬儀の現場でも遺族を含め、特に来て下さった会葬者に対して見…

【行年】と【享年】の違いは?位牌や墓誌に記す年齢の話

位牌を作るとき、墓誌に故人の名前を刻むとき、年齢をどう表記するかという問い合わせをよくいただきます。「享年」と「行年」、「○○才」と「○○歳」どの組み合わせが正しいのでしょう?

お焼香の順番(順位)を蔑にすると、高確率で酷い目に><。

最近はごく近しい方だけで送る家族葬が増え、気兼ねなく故人の供養に集中できることが多くなりました。しかし、久しぶりに会う親族だからこそ常識や気遣い必要です。認識の違いから揉めてしまわぬよう注意しましょう

父に「オレの骨は海に撒いてくれ」と言われたが、そもそも【散骨】は合法なの?法律と手続き、場所についての留書

『骨を海に撒いて自然に帰る』ここ数年、「散骨」や「自然葬」という葬送手段が各メディアでも取り上げられることが多く、「格好いい」とか「神秘的」など世間のイメージも良いかと思います。またお墓が不要になるわけですから「合理的な方法」と捉え、費用…

葬儀の【香典辞退】は本当に持っていかなくて良いの?

お香典は、故人へのお供えです。また、遺族への負担を減らし葬儀にかかる費用を助け合うという意味でも、『香典』は葬儀の風習として一般化しています。しかし近年この香典を辞退する遺族が増えてきました。香典を辞退する通夜や葬儀に弔問する場合、どうす…

近年増え続ける【直葬】本当にお金がない人以外はやるべきでない?

はじめに・・・、私はは直葬を否定していません。最近、葬儀社の広告で直葬の安さを売りにしている所を多く見かけますが、直葬は今に始まったものではありません。昔から、経済的に苦しい方や、身寄りのない方ばど直葬という形の葬儀は行われてきました そし…

葬儀費用の【値切るポイント】と【ケチってはいけないところ】

葬儀費用の平均額 昨今、葬儀費用の全国平均は、約200万円 ①葬儀本体=約100万②お布施=50万円③接待・料理=50万円 と言われています。直葬(火葬だけ)という形がかなり増えていますので、実際に一般的な葬儀をあげる場合はもっとかかるかもしれません。ただ葬…

11月には喪中ハガキの準備を!【年賀欠礼】を送る時期とマナー

喪中葉書とは 身内を亡くし喪に服したまま新年を迎える場合、「喪中であるため年賀のご挨拶を遠慮する」ことを、事前(年内)にお知らせする(詫びる)挨拶状のことを指します。ほかに「年賀欠礼」とか「喪中欠礼」などと呼ばれることもあります。 一つ、間…

家族葬は安く負担が少ないと勘違いしてませんか?【家族葬】のメリットとデメリット

そもそも家族葬って? 家族葬とは、葬儀社が利便上作り出した商品名のようなものです。そのため、遺族にとっても、葬儀社にとっても意味のとらえ方は様々です。また通常、葬儀の形式を指すのではなく、葬儀の規模を指す言葉として使われています。 一般的に…

弔電【お悔やみ電報】の送り方を詳しく解説!

弔電はどんな時に送る? 弔電は訃報を受けて、遺族に弔意を伝える時におくります。 基本的には、お通夜や葬儀に参列する場合は送りません。用事があってどうしても駆けつけられない時や、住まいが遠方で参列できない時などに弔電を送ります。 葬儀に参列出来…

いくら包めばいい?【お香典】の書き方と金額相場

香典袋の種類。宗旨・宗派によっての違い 最近は、ほとんどのコンビニやスーパーで販売しています。葬儀の宗旨がわかるようであれば、それにあわせた香典袋を用意します 仏教・仏式 「御霊前」が一般的。ほかに「御香典」「御香料」などがあります。また、49…

葬儀で使ってはいけない言葉(忌み言葉)

弔問へいってお悔やみを述べるとき、弔電を送るとき、弔辞を頼まれたときなど、遺族に対しお悔やみの言葉を伝えます。マナーのない言葉を伝えてしまうと遺族の悲しみが増したり、常識のない人だと思われてしまいます。 大きく分けて、下の5種類には注意が必…

お通夜に参列するときの、5つの注意点

通夜は昔は遺族や近親者だけで行っておりましたが、最近は日中の葬儀より、夜間に行われる通夜の方が仕事などに影響がないとか、通夜の方がトータルの時間が短いなどの理由から、一般の会葬者は通夜に参列することが多くなってます。逆に、葬儀・告別式は親…

【お葬式の服装】アクセサリーはNG?子供の場合は?通夜・葬儀に参列する時の服装

訃報を受けて、自宅へ弔問するときの服装 突然の不幸の連絡を受け、取り急ぎご自宅へ訪問するときは、地味な平服で構いません。喪服や礼服を着用していくのは不幸を予期していたようで、かえって失礼にあたります。香典も通夜や葬儀に出席できるのであれば、…