今回は、葬儀にまつわる風習をご紹介します。実際にやったことがあったり、聞いたことある方が多いと思いますが「なぜそれを行うのか?やらなければいけないのか?」というご質問を多くいただきましたので解説します 火葬場からの帰り道を変える 告別式を終…
お布施の意味 お布施とは、お葬式の中で故人や遺族を正しく導いてくれるお寺や僧侶に対しての謝礼です。現代では現金でお渡しすることがほとんどです。過去記事でも言及していますので参考にしてください。 お布施袋へのお札(紙幣)の入れ方 日本では相手に…
地域により違いはありますが、首都圏では葬儀を終え四十九日にあわせて納骨を行うことが多いです。納骨までの間は、通常自宅に遺骨や位牌を安置します 後飾り壇とは 納骨まで遺骨や位牌を祀る自宅用の祭壇を後飾り壇(中陰壇)といいます。多くの場合、葬儀…
「葬儀」の知らせを受けて弔問に行くとき、先ず準備が必要とひらめくのは喪服とお香典かと思います。しかし数珠や靴、バックは、ぎりぎりまで準備を忘れている事があります 今回は「お葬式に持っていくバック」について書いてみます
「薬石効なく」読み:やくせきこうなく、 意味:病気や疾患に対して、色々な薬や治療法で手を尽くしたが、叶わず没してしまった 死亡通知や訃報、葬儀での畏まった挨拶で遺族が使用します。
近年、お寺に葬儀を依頼しない(呼びたくない)というご家族が増えています。理由を伺うと「うちの家族は無宗教だからお坊さんは必要ない」「お寺に支払うお布施が高い」「菩提寺の住職が横柄で気に食わない」「家族葬だから…」と様々です もちろん「お寺に…
健康保険に加入していれば貰える給付金 健康保険の被保険者が亡くなった場合、葬儀費として給付金(数万円)がもらえます。これだけで葬儀が行えるほど費用としては決して大きくはありませんが、生前保険料を支払ってきたわけですから、貰わないのは勿体ない…
葬儀会場では祭壇だけでなく、頂いたお供物や供花も飾ります。親族をはじめ、故人の知人友人、喪家と付き合いのある方、会社や団体など、故人へのお供えの意味と会場をより華やかにという意味で、頂いた生花は遺族にとってとてもありがたいものです。 葬儀で…
「役所へ死亡届を出すと銀行が凍結されるので、ギリギリまで提出しない下さい」 葬儀の打ち合わせ時に遺族からよく聞く要望ですが、これは大きな間違いです。市(区・町)役所へ死亡届を提出しても銀行の口座は凍結(ストップ)されません。むしろ正式な手続…
四十九日法要が終るまでは『御霊前』です。その後、会食の席、自宅に戻り本位牌が仏壇入るまでが微妙なところではありますが、法要を終えたという点から『御仏前』が妥当かと思われます。また、四十九日法要は実際の49日目より前に繰り上げ(前倒し)て執…
年末の挨拶『お歳暮』。送る側にもマナーは沢山ありますが、頂いた側はどのようにお礼をすればよいでしょう? 今回は『お歳暮』に対してのお礼状の話です。
告別式、お寺の読経が終わり火葬場へ出発の前『お花入れ』『お別れ』という時間があります。参列した者で棺の中に「お花」や「思い出の品」を入れます 今回は、この棺に入れるもの(副葬品)について解説します
どの業界でも専門的な言葉はあると思います。葬儀業界でも普段日常では使わない、多くの言葉があります。各宗教の言葉、へりくだった言葉や敬語、挨拶やナレーションで使う言葉、何年も葬儀業界にいる方が読めなかったり意味を知らないっていう事もよくあり…
自然葬の中でも、近年とりわけ注目を集めているのが『宇宙葬』です。遺骨を宇宙に散骨するという、なんとも夢のある壮大なスケール供養の方法です。
「仏壇の扉は閉めるべきか?」この疑問は、多くのご遺族から問い合わせがあります。筆者も付き合いのある何人かの住職に同じ質問をぶつけてみましたが、全員一致とはなりませんでした。「閉じる」と仰った方も、「開けておく」と仰った方もいたのです
お歳暮は、新年の準備を始める「すす払い」の12/13から、年末の忙しくなる前の12/20頃までに贈りますが地域によって異なります。関東地方では、12月1日~12月20日というのが慣習となっています。
こんにちは。 葬儀を行う上で早めに決めたいことが『喪主』です。喪主のほかに、施主、世話役などもありますが、昨今の小規模葬では喪主が葬儀社と打ち合わせをし、全体の決定権を持つことが多いです
こんにちは。 社会人なら急な訃報に備え、喪服を用意しておくのは常識と言われています。しかし、若いうちは葬儀に出席することも少なかったり、費用面で購入を先送りしている人もいるでしょう。今日は『喪服』の話です。
27日に三笠宮さまが薨去されました。11/4に斂葬の儀(皇族の葬儀)が東京・文京区の豊島岡墓地にて執り行われるとの事です
「葬儀・告別式における親族代表挨拶」一般的には喪主(施主)が挨拶をしますが、喪主が高齢であったり、妻の代わりに長男が務めたりと喪主以外が挨拶する場合もあります
先日、祖母の葬儀をキリスト教式で執り行いました。教会で聖書を皆で読み、聖歌を唄い祈ります。私はキリスト教信者ではないのですが、大切な人を亡くした悲しみを少しでも和らげようとする教えに心打たれました 火葬の待合中、ふと「聖書に対して、仏教の『…
葬儀の後には、会葬者だけでなくお手伝いいただいた方へ御礼をします。
地域によって多種多様な風習があります。葬儀の世界でも関東と関西、また東北や北海道と離れた地域はもちろん、隣の県、隣町と近場でも知らない作法があったりします。今回は、そんな葬儀の風習の一つ『長寿銭』をご紹介します
お正月は火葬場が休みなので、葬儀がありません。いつもよりは時間を作れます。まあ、家にいても、どこかへ出かけても、食べてばかりです。。 お正月は初詣、おせち料理、箱根駅伝と楽しみなことが沢山です。親戚やお世話になっている方への「挨拶」へお出か…
2017年(平成29年)はこちら⇒ 2017年(平成29年)の男性・女性【厄年】は何歳?厄除け・厄払いの話 - 葬斂の奏者-亡失に顔を逸らす諸人へ
遺骨に色がついている 火葬後の拾骨の際、気になることがあります。あとから遺族に聞かれることも少なくないです。それは、全てではないのですが、「遺骨」の一部にピンクや青、緑などの色がついている事が多々あります。これはなぜでしょう?そしてこれは、…
通夜・葬儀・法事法要での「お布施」は、いくら用意すれば良いか?頭を悩ませる所です。直接、菩提寺に金額を聞くことは、よくある事で問題ありません。ただし「お気持ちで」とお答えになるお寺が多いです(中には明確な金額を提示してくれる場合もあります…
家族に不幸があった場合、忌中・喪中となります。故人との関係や地域の慣習によってその期間は様々ですが、葬儀後のこの期間はお祝い事や派手な行動を慎みますし、お正月の過ごし方や挨拶なども少し変わってきます
葬儀が終わったあと、しなければならない事の一つに【仏壇】の用意があります。「田舎の実家には仏壇があるけど、今の家にはないよ」という方は多いです。今回はお仏壇の知識をいくつか紹介します
家族葬・直葬などが増え、葬儀の規模は小さくなっています。以前にも述べましたが、これは宗教心の低下や高年齢社会、近隣住民との関係の薄れなどが原因となっていると思います