葬斂の奏者-亡失に顔を逸らす諸人へ

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葬斂の奏者-亡失に顔を逸らす諸人へ

現役葬祭プランナーが、葬儀の常識・マナー・風習・疑問を詳しく解説するニャ

お通夜に参列するときの、5つの注意点

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 通夜は昔は遺族や近親者だけで行っておりましたが、最近は日中の葬儀より、夜間に行われる通夜の方が仕事などに影響がないとか、通夜の方がトータルの時間が短いなどの理由から、一般の会葬者は通夜に参列することが多くなってます。逆に、葬儀・告別式は親族のみで行うことが増えてます

通夜での注意点

服装について 

通夜といえど、厳粛な儀式です。社会人として恥ずかしく無いよう、また遺族に不快な印象を与えないよう服装を整えましょう

式場へ向かうにあたって

場所や最寄駅を事前にしっかりと確認しておきましょう。通夜は大抵「18時~19時」など、1時間の式が一般的です。焼香がはじまるのが20分後くらいからと、焼香に間に合えばいいというわけではありません。開式15分前には到着して服装などをチェックしましょう。香典はむき出しにして持たず、ふくさに包んでおきます。また、携帯電話の着信音など、あらかじめマナーモードに切り替えておきましょう

受付・記帳

葬儀社など係の案内の元、受付へ進みます。受付の方へお悔やみを述べ記帳します。お香典を相手から見て正面の向き渡します。式場に入るとき、祭壇や先客のかたに一礼し、席に向かいます。開式まで時間があれば遺族にお悔やみの言葉を手短に伝えましょう

焼香

案内があったら焼香へ進みます。焼香の流れは下記の通り

”葬儀の葬儀の焼香”/

  • 数珠は左手身持ち、焼香台の手前まですすみます
  • まず遺族に一礼、つぎに正面を向き祭壇(遺影)にむかって合掌一礼
  • 右手で焼香し合掌
  • 一歩下がり、再度遺族に一礼
  • 係の案内で、退場。または席に戻ります

焼香の回数は宗派によってことなります。右手の親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、1回~3回となりますが、会葬者の立場であれば回数が何回かということよりも、心をこめて焼香することが大切です。解らない場合は一回の焼香で構いませんので、しっかりと手を合わせ故人を想う事を第一に考えましょう

宗派別焼香回数

  • 日蓮宗……額の高さに押し頂き、1または3回
  • 浄土宗……額の高さに押し頂き、1~3回
  • 真言宗……額の高さに押し頂き、3回
  • 日蓮正宗……額の高さに押し頂き、3回
  • 臨済宗……1回
  • 曹洞宗……額の高さに押し頂き、1回、押し頂かず、1回。計2回
  • 天台宗……特に定められていない
  • 浄土真宗本願寺派(西)……押し頂かず、1回
  • (浄土)真宗大谷派(東)……押し頂かず、2回

通夜ぶるまい

”通夜振る舞いの料理

弔問者への感謝をこめて、別室にて食事や酒がふるまわれます。周りの会葬者に知り合いが少なくて気まずいとか、あまり時間がないなどで断る方もおりますが、通夜ぶるまいは故人への供養の意味もありますので、招かれたら断るのは非礼です。一口だけでも良いので出席するようにしましょう。ただし、遺族は翌日の葬儀・告別式の準備もあります。また、悲しみの中とても疲れていますので、飲みすぎたり騒がないよう気を付けましょう